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接着性フッ素樹脂コーティング
透明のフッ素樹脂を素材にコーティングします。フッ素樹脂の種類は、PFA樹脂とETFE樹脂から選べます。静電粉体塗装で内面や外面にコーティング可能です。
※コーティング膜厚は、50～200μ程度です。（任意）
PFAの焼成温度は約320～350度、ETFEは200～270度です。ETFE樹脂は、従来よりも低温域での焼成が可能です。
（材質及び形状で変わります。）
被コーティング物による特色
1. 硝子機器
- 透明性が維持できます。（内部確認が可能です。）
- 一部薬液の耐食性が向上します。
- 外面にコーティングし破裂防止に役立ちます。
2. 金属機器
- 比較的薄膜にて耐食性を向上します。
- メタルコンタミ防止に役立ちます。
- 絶縁性を付与します。
3. その他素材
焼成温度にて変形しない素材に対して施工可能です。
- 素材により上述の特性が得られます。
コーティングの目的
耐食
- 接着性PFAは、耐熱性があり、高い耐腐食性能を付与します。
- 接着性ETFEは、高い透明性と作業性を備えています。
- ノンプライマーであり、薄膜で耐蝕性が得られます。
安全対策
外面コーティングにより、硝子破損時の周囲の安全性や内容物（薬液・生成物）の飛散防止となります。
コーティング後煮沸試験
コーティング後煮沸試験後（60分）：異常なし
